Enjoy the Simple Pleasures

5月のお題:”花”

道先案内人(師匠)ノリヘイさんが4月の会の振り返りをFacebookに掲載してくださったので、以下コピペします❣️

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4月のテーマは「海」でした。

今月も、新しい参加者が増え、じんわり、ほくほくした時間となりました。

以前よりも、詩を朗読された後に、余韻の、空白の時間が増えてきたように感じます。詩の声を、より、味わっているような感じです。

詩、というものを一つの切り口にして、人に触れてゆく時間。

詩にまつわるお話や、その詩と作者のつながりを知ることは、とても興味深く感じます。

そのことによって、詩が、人が、身近に感じられます。

今回も、自分で詩を書かれた方が多かったのですが、そこに、ことばの実(じつ)を感じました。「実のあることば」というのは、人が、実際に体験したことからことばを紡いでいるということ(国分一太郎)です。

見聞きしただけの内容ではなく、実際に、五感を伴って、感覚された体験から、ことばの基が出来ている。その人の、身から、ことばが出ているような気がする。そうしたことばは、語るとき、声にリアリティーがあります。真実味を感じられる、というか。

詩を書くことの醍醐味の一つの側面は、ことばの実に触れること、ことばの手触り・・・ひとが、その本当に生きた手触りに触れることにあると思います。

今回「海」というお題でしたが、大きくて光るもの、神々しいもの、また原風景のようなところに通じていました。

ぼくは、海を原風景(こころに残る風景)と感じる人がどれくらいいるか訊いてみたのですが、なんと半分位いましたよ!びっくり!

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〇朗読された作品

・自作詩5人

・高田敏子「海」

・島崎藤村「椰子の実」

・レイチェルカーソン「センスオブワンダー」より

・藤浦洸「西海賛歌」

〇今月のドリンク:北欧紅茶セーデルブレンド

来月の朗読会は、5月23日(木)19:30より。

お題は「花」です。

ご参加お待ちしています。

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お気に入りの詩をお持ち寄りください。

自作・他作,有名・無名問いません。

ロウソクの灯りを囲み,順番に持ち寄った詩の朗読をします。

その詩を選んだ理由や作った背景などを語り合って...

湧き上がる気持ちを互いを尊重しつつシェアする時間です。

正解や間違いはありません。

お試しに,聴くだけ参加もウェルカムです。

そうそう,ノリヘイさんの真心込めた詩と同じくらい,ノリヘイさんが真心込めて作った味わい深いお菓子たちの販売もあります。。。

ホームステッドでは温かなお飲み物をご用意します♩

5月23日(木曜日)

午後7時〜開場/7時30分スタート(〜9時半まで)

予約制(定員は8名ほど)  ★高校生以上★

参加費:1000円(ドリンク付き)

2023年6月に出版された詩集 ”ひかりのなかのこども” 稲尾教彦

【道先案内人(師匠)】稲尾教彦〜通称ノリヘイさん〜

1980年 長崎生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。都会暮らしで身体を損ねたことがきっかけとなり 詩作、農、製菓を始める。自然農を 川口由一氏、言語造形を 諏訪耕志氏に学ぶ。2019年より北海道シュタイナー学園 において 言語造形の講師を務める。子ども達への昔語り、お店や お座敷での詩の朗読会、ワークショップ、近年では音楽劇の脚本執筆と出演も行う。「物語ることの奥に、温かみと、安らぎがある。そう感ずるところに突き動かされて、今日も語っていこう。」詩集「涙の歌」に引き続き、今年6月に第2作目となる「ひかりのなかのこども」を出版。菓子美呆の店主でもあり、素朴で、味わい深い 焼き菓子を作っている。

【アシスタント】ノリヘイ先生の言語造形を学ぶ,自称見習い弟子たち

戸谷トモユキ:フリーランスのバイオダイナミックファーマー 畑作、酪農ヘルパー、通訳、いずみの学校高等部農業・経済学の講師、観光業など「1/4農、3/4X(エックス)」を営むマルチファーマー
松下ノリコ:ホームステッドのホスト兼楽しい思いつきイベント企画執行係